芸能界でとてつもない権力を持ち、一時代を築いた島田紳助。しかし、裏社会とのつながりが原因で引退することとなりました。彼の現役時代、瞬間沸かし式と言われるほどに切れやすい性格が災いし、他の芸人たちと度々衝突し、その結果、共演NGとなったケースも少なくありません。
まず最初は、石橋貴明とのエピソードです。石橋貴明は「とんねるず」の一員として数々の人気番組に出演し、そのユニークなキャラクターで多くのファンを魅了してきました。しかし、ある時「とんねるずの皆さんのおかげでした」の中で、石橋が島田紳助の引退会見を真似し笑いを取ったことがありました。これに激怒した紳助は、石橋に対して怒鳴り散らす電話をかけ、二人の関係は冷え切ってしまったのです。
次に紹介するのは、森三中の大島美幸です。大島はバラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!」でその名を知られていますが、問題が発生したのは「今夜はシャンパリーノ」という番組でのこと。大島が代理出産という社会問題について発表した際、紳助はそれを気に入らず、収録中にもかかわらず大島に対して怒鳴り散らしました。この出来事が原因で、二人の関係は決定的に悪化しました。
タモリとのエピソードも興味深いものです。2009年、紳助が「笑っていいとも!」に出演した際、タモリに対して挑発的な発言をしたことで関係が悪化しました。翌年の「27時間テレビ」で共演することになりましたが、紳助がタモリに対してマラソン企画について意見を求めた際、タモリが冷淡に対応したことで、さらに関係が冷え込んだとされています。
藤原紀香もまた、紳助と確執のある一人です。彼女が大阪ローカルのクイズ番組「クイズ紳助くん」の初代アシスタントを務めていた時、紳助の扱いが次第に過激になり、セクハラ発言や行動がエスカレートしました。これが原因で藤原紀香は番組を降板し、以後、紳助との共演はなくなりました。
ビートたけしとの確執もまた、有名な話です。ある年の「オールスター感謝祭」で、紳助が東京ゼロサンのメンバーを恫喝したとされる事件が発生しました。このことがきっかけで、たけしが新聞紙上で紳助を批判し、二人の関係はさらに悪化しました。
エド・はるみもまた、紳助と衝突した一人です。彼女がある番組で紳助に意見したことが原因で、紳助の番組に出演できなくなったと言われています。エド・はるみ自身はブログでこれを否定していますが、業界内では衝突があったことは広く知られています。
原田知世とのエピソードも見逃せません。彼女が「クラブ紳助」に出演した際、事前の打ち合わせで男性関係のスキャンダルはNGと伝えたにもかかわらず、紳助がその話題を取り上げようとしたため、収録が険悪なムードに包まれました。これ以降、原田知世は紳助の番組に出演することはほとんどありませんでした。
桂文枝との関係もまた、興味深いものです。若手時代の紳助が文枝に挨拶した際、無視されたことが原因で関係が悪化しました。この出来事がきっかけで、二人の間には長年にわたって緊張が続いています。
最後に志村けんとのエピソードを紹介します。志村けんはその温和な性格と独自のコントスタイルで親しまれてきましたが、紳助とは美女タレントの起用をめぐって争いがあったとされています。このことが原因で、二人の間には確執が生まれました。
島田紳助と不仲な芸人たちとの関係は、彼の性格や行動が大きく影響していました。彼のプロ意識の高さや独自のスタイルが、時に周囲との摩擦を生んだのです。芸能界を引退した今でも、彼の影響力とその過去のエピソードは語り継がれています。
引用元:https://youtu.be/78g17nY17Zw?si=YyEldkuxfXHaC7Ul,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]