主演ドラマは軒並み高視聴率を叩き出し、スーパースターとしての地位を確立してきた木村拓哉さん。しかし、最近はその勢いが以前ほどではなく、注目を集めることも多くなっています。今回は木村拓哉さんのYouTubeやSNS活動について、その背景と現在の状況を掘り下げていきます。

木村拓哉のSNSデビュー

木村拓哉さんは新型コロナウイルスの影響で自粛生活が続く中、ファンと近い形でコミュニケーションを取りたいとの思いから、2020年5月8日にインスタグラムのアカウントを開設しました。ジャニーズタレントとしては山下智久さんに次ぐ2人目のインスタグラム開設でしたが、11時間足らずでフォロワー数50万人を記録し、1日で100万人を達成するという驚異的な人気を見せました。

フォロワー減少の背景

しかし、その後フォロワー数は徐々に減少していきました。2023年6月1日には420.3万人いたフォロワーが、同年8月16日には399.9万人に減少しています。その背景には、木村さんの投稿内容に対する批判が影響しているようです。特に、バイクに乗っている写真やヤンチャなスタイルの投稿が「時代錯誤」「無理をしている」といった批判を受けています。

ジャニー北川氏の聖加害問題への対応

さらに、ジャニー北川氏の聖加害問題についての旧ジャニーズ事務所の会見直後に、木村さんが「省松と豪音」という文章と共に敬礼のポーズをした写真を投稿したことが、多くの批判を招きました。ジャニー氏を賛美するかのように受け取られるこの投稿は、ファンからの反感を買う結果となりました。

家族ネタの解禁と工藤静香の影響

木村さん一家もSNSで注目されています。妻の工藤静香さんや娘のここみさん、光希さんも積極的に発信しており、家族全員のSNSを工藤さんが管理しているとの噂もあります。木村さんが中国系SNSであるWeiboを頻繁に利用しているのも、工藤さんの影響と言われています。

YouTubeでの苦戦

木村さんのYouTubeチャンネルも苦戦しています。現在、登録者は89.4万人で、他の元ジャニーズタレントに比べて少ない数字です。再生回数も木村さん単体では伸び悩んでおり、過去の人気を取り戻すには至っていません。

ファミリービジネスへの懸念

木村さんのファンの中には、家族ネタの頻繁な投稿に対する不満を持つ人も少なくありません。特に、工藤静香さんや娘たちが木村さんに関する投稿をすることで、ファンからの反感を買っているようです。木村さん自身のSNS活動が家族に影響されすぎていることが、ファン離れの一因とも言えるでしょう。

木村拓哉さんがYouTubeやSNSで過去の人気を取り戻すには、家族ネタから脱却し、彼自身の魅力を再び発揮する必要があります。SNSでの投稿内容や戦略を見直し、ファンとの適切な距離感を保つことが重要です。工藤静香さんや娘たちの影響を受けすぎず、木村さん自身の個性を前面に出すことで、新たなファン層の獲得や既存のファンとの絆を深めていくことが求められています。